2024年からいよいよ新NISAが始まりました。
テレビやSNSなどでも新NISAや投資のニュースが日々報じられ、投資がより身近な存在に感じてきたという方も多いのではないでしょうか。
さらに今年に入って日経平均株価も34年ぶりに史上最高値を更新し、ますます投資への関心も高まってきています。
日常生活の中でも、NISAや投資の話題はこれまで全く会話にでてこなかったのに、周りの家族や友人が投資等で資産運用していると聞き、焦りだしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、いざ投資をしようと思ってもすぐに投資を始められるわけではありません。
まずはどの証券会社が良いか検討し、口座開設をしなければ投資を始めることはできません。
- どの証券会社が良いのか
- 自分に合う証券会社はどこなのか
- 危ない証券会社ではないのか
しっかりとご自身にあった証券会社で口座を開設しましょう。
取引のある銀行や郵便局でNISAを始めようと考えている方やネット証券でどの証券会社が良いか悩んでいる方へ、今回は『松井証券』について詳しく解説していきます。
松井証券とは?
商号:松井証券株式会社
創業:1918年5月
設立:1931年3月
本社所在地:東京都千代田区麹町一丁目4番地
※2024年3月19日現在
会社概要を見てわかるように、松井証券は創業から100年以上も歴史のある証券会社です。
日本ではじめて本格的にインターネットを利用した取引を導入し、現在までも安定性のあるシステムや充実した顧客サポートを提供しています。
ネット証券の代表格ともいえ、スムーズかつ無料で口座開設することができるので投資初心者の方にもおすすめできる証券会社です。
松井証券は危ないといわれている?
ネット上で松井証券は危ないという噂があるようですが、結果として松井証券は危ない会社ではありません。
噂とは逆に松井証券では顧客へのサポート体制も整っており、投資について学べるツールなども多数揃っているため、初心者にもおすすめできる証券会社といえます。
しかしNISA枠でない現物取引で1日50万円を超えると手数料がかかる場合もあります。
そして手数料がかさみ、他の証券会社の方が良い考える方もいらっしゃるようです。
投資を始める際には証券会社のメリットとデメリットをしっかりと比較し、ご自身に合う証券会社で口座を開設しましょう。
松井証券を利用するメリット
そんな歴史ある松井証券ですが、ここからは松井証券を利用する際のメリットについて詳しく確認していきましょう。
一つずつ詳しく解説していきます。
新NISAは手数料無料で利用できる
2024年から新NISAが始まり、制度を利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
松井証券では新NISA口座の『日本株・米国株・投資信託』の売買手数料が無料となっています。
米国株も手数料無料で購入できるのは嬉しいポイントです。
- 日経平均が上がってきているから日本株を買いたい
- マクドナルドやスターバックスの株が気になる
- S&P500やオールカントリーの投資信託を購入したい
そんな場合も新NISAの範囲内であればすべて手数料無料で購入することができるので銘柄選びの幅が広がります。
25歳以下は取引手数料無料
松井証券で株式取引を行う場合、現物取引と信用取引(制度・短期・無期限)をあわせた1日の約定代金の合計で手数料が決定します。
26歳以上の方は50万円まで手数料無料で利用することができますが、それ以降は利用金額によって手数料が発生します。
しかし50万円を超える株式取引でも25歳以下(未成年口座含む)の方はすべて手数料無料となっています。
松井証券ポイントが貯まり、ポイントや商品と交換・投資信託の積立に利用できる
新NISAでの売買手数料がすべて無料となっておりとてもお得な松井証券ですが、松井証券ポイントという独自のポイントを貯めることができます。
『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』は業界最高還元率!
保有している残高の上限・下限等の制限はなく、保有している銘柄の投資信託の残高に応じて最大1%が還元されます。
現在人気の「eMAXIS Slimシリーズ」などの低コストインデックス投資信託やアクティブ投資信託も含めた全銘柄が還元対象となっています。
利用する場合は毎月エントリーが必要となっているので注意しましょう。
提携クレジットカードの利用でさらにポイントが貯まる
松井証券は「MATSUI SECURITIES CARD」と提携しており、クレジットカードを利用することでも松井証券ポイントを貯めることができます。
カードを日常のお買い物でも利用することでポイントが貯まるので、貯まったポイントで投資信託を購入する、というのも良いですね。
松井証券ポイントを貯めて他のポイントへ交換できる
貯まった松井証券ポイントはさまざまな利用方法があります。
- 特定の投資信託を購入する
- PayPayポイントと交換
- dポイントと交換
- Amazonギフトカードと交換
- 3,000種類以上の商品と交換
お得に貯まったポイントをご自身の好きな方法で利用することができるので、ポイントを貯めるのも楽しみですね。
専門のスタッフに電話やチャットで相談できる
いざ投資を始めようと思っても、最初は右も左もわからず不安になりますよね。
- 銘柄の選び方
- 取引のタイミング
- 株式優待が欲しい際の買うタイミング
個別株へ投資を行おうと思っても、投資初心者の場合はなかなかハードルが高くとまどってしまいがちです。
松井証券では電話やチャット、AIなどの各種サポートが充実しているので、不安なことがあればすぐに相談することができます。
「HDI-Japan 主催2023年度問い合わせ窓口格付け(証券業界)」でも13年連続最高評価の三ツ星を獲得しており、松井証券のサポートは第三者機関からも高い評価を受けています。
動画でも投資について学ぶことができる
松井証券ではYouTubeチャンネルやマネーサテライトなど、投資初心者から中級・上級者向けにまで数多く配信を行っています。
公式YouTubeチャンネルではお笑い芸人のマヂカルラブリーさんが出演している『資産運用!学べるラブリー』など、投資初心者でも楽しく資産運用について学べるタイトルが揃っています。
また、松井証券に口座を持っている方限定の動画も配信されています。
『資産運用!学べるラブリー』は勉強にもなるしおもしろいから本当におすすめ!
一日信用取引が無料で利用できる
松井証券では一日信用取引・デイトレードを約定代金に関わらず無料で利用することができます。
デイトレードの特性上、売買代金が大きくなりその分手数料も高くなってしまいがちですよね。
松井証券を利用しての一日信用取引・デイトレードであれば手数料無料で気兼ねなく利用することができます。
また松井証券では『デイトレ適正ランキング』といって、その日のデイトレードに向いている銘柄をランキングで教えてくれるツールもあります。
ランキングを参考にデイトレードを始めてみても良いですね。
投資信託の購入手数料が全商品無料
一日信用取引が無料でできるのもとても魅力的ですが、大損しそうでなかなか踏み出せないという方もいらっしゃいますよね。
一日で利益を出したいというわけではなく、長くコツコツ運用したいと考えている方には投資信託がおすすめです。
松井証券ではインデックス投信やアクティブ投信などの全商品で投資信託の購入手数料が無料となっています。
松井証券を利用するデメリット
ここまでメリットについて解説を行ってきましたが、ここからはデメリットについても確認していきましょう。
一つずつ詳しく確認していきましょう。
単元未満株(ミニ株)の買い付けができない
通常株式投資を行う際、100株単位の取引を行います。
しかし100株単位となると多額の金額が必要になります。
そんなとき、単元未満株で取引できる証券会社であれば、少ない金額から投資に挑戦することができます。
しかし松井証券では単元未満株(ミニ株)で新規買付を行うことができません。
※単元未満株(ミニ株)の松井証券への入庫と売却は可能となっています。
単元未満株(ミニ株)での投資・運用をしたいという方は他の証券会社での口座開設をおすすめします。
1日50万円を超える現物取引には手数料がかかる
松井証券で現物取引や信用取引を行う際、50万円までは手数料無料で取引することができますが、それ以上は取引金額によって手数料が発生します。
しかし、25歳以下(未成年含む)の方や新NISAの枠内での利用を考えている方は手数料無料で利用できるので心配は不要です。
NISAの枠以上に現物取引をする予定の方は、SBI証券や楽天証券などの手数料無料で現物取引のできる証券会社をおすすめします。
クレジットカードでの積立ができない
日頃からクレジットカードを利用している方で、投資信託の購入でもポイントを貯めたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし松井証券では、松井証券提携のクレジットカードを含め、クレジットカード払いによる積立投資に対応していません。
積立投資をクレジットカードで行いポイントを貯めたい方は、SBI証券や楽天証券などのクレジットカードで積立投資できる証券会社をおすすめします。
松井証券をおすすめしたい人
ここからは松井証券での口座開設をおすすめしたい人について解説していきます。
25歳以下(未成年含む)の方
松井証券では25歳以下(未成年含む)の方は現物取引・信用取引のどちらも手数料無料で利用することができます。
投資はNISA枠内のみで運用すると考えている方は良いですが、NISAの枠外になると50万円以降は手数料が発生してしまいます。
新NISAで資産運用できるのは18歳以上となっているので、それ以下の年齢の方で資産運用をしようと考えている方は手数料無料の松井証券をおすすめします。
一日信用取引をする方
松井証券では一日信用取引が約定代金に関わらず無料で利用することができます。
デイトレードでは出来高が多い銘柄や注目度の高い銘柄など、その日にトレードする銘柄選びも重要ですよね。
松井証券では『デイトレ適正ランキング』というツールがあり、今日デイトレードを行うのに向いている銘柄を知ることができます。
デイトレードを行いたい方は松井証券での口座開設をおすすめします。
投資信託を積立購入しようと考えている方
松井証券ではすべての投資信託の購入時手数料が無料となっています。
また『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』で毎月エントリーすれば、よりお得に投資信託での運用ができます。
しかしクレジットカードでの投信積立はできないので、クレジットカードでの積立を検討している方は他の証券会社をおすすめします。
松井証券でかかる手数料
- NISA口座での運用
- 25歳以下(未成年を含む)
- 1日の約定代金合計50万までの現物取引・信用取引
- 1日信用取引
- 投資信託
上記のように、松井証券では各種取引を手数料無料で行うことができます。
しかし50万以上の現物取引・信用取引をはじめとして、手数料のかかる取引もあります。
上記以外の取引を松井証券で行おうと検討している方は、松井証券公式サイトから手数料について確認してみてください。
まとめ
今回は創業から100年以上も歴史のある証券会社『松井証券』について解説を行いました。
上記のような方で投資を始めようと考えている方に松井証券はとてもおすすめの証券会社です。
証券会社を選ぶ際はメリットとデメリットをしっかりと比較し、ご自身にあった証券会社で口座開設を行いましょう。
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