- 単身・二人以上世帯の年齢別貯蓄額が知りたい
- お金の貯まりやすい時期と貯まりにくい時期
- プロに貯蓄の無料相談ができる?
日常生活はもちろんですが、結婚や出産、マイホーム購入など、人生ではお金のかかるライフイベントが多数発生します。
また、老後2,000万円問題や将来の年金給付への不安など、老後への不安も拭えません。
また昨今の物価高等も考慮すると老後2,000万円あっても全然足りないという時代もくるかもしれません。
今回は単身世帯・二人以上世帯の年齢別の貯蓄額を参考に、貯金や資産運用の重要性について確認していきましょう。
単身・二人以上世帯の年代別貯蓄額
ここからは実際に単身・二人以上世帯の年代別貯蓄額について確認していきましょう。
各年代の貯蓄額平均値と中央値はこちらです。
単身世帯 | 二人以上世帯 | |||
---|---|---|---|---|
平均値 | 中央値 | 平均値 | 中央値 | |
20歳代 | 121万円 | 9万円 | 249万円 | 30万円 |
30歳代 | 594万円 | 100万円 | 601万円 | 150万円 |
40歳代 | 559万円 | 47万円 | 889万円 | 220万円 |
50歳代 | 1,391万円 | 80万円 | 1,147万円 | 300万円 |
60歳代 | 1,468万円 | 210万円 | 2,026万円 | 700万円 |
70歳代 | 1,529万円 | 500万円 | 1,757万円 | 700万円 |
「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」
全体的にみると、若い世代と比べて50歳代以降の貯蓄額の方が大きいことがわかります。
- 子育てがひと段落ついた
- 出世し収入が増えた
- 退職金が入ってきた
50歳以降になると上記のようなことから貯蓄の割合が増えているのではないかと考えられます。
お金が貯まりやすい時期
人生にはお金が貯まりやすい時期が存在します。
ご自身のライフプランに合わせて、貯まりやすい時期に貯蓄をどんどん増やしておくと将来への不安が払拭できるかもしれません。
独身の時期
学校を卒業し就職したての時期は収入が少なく、なかなかお金が貯まりにくい場合もあります。
また、独身の時期は交際費や娯楽費が増えてしまいがちです。
しかしその分生活費を削減したり固定費を見直したりとご自身の判断で支出をコントロールすることができます。
上手に貯蓄を増やしている人と貯蓄が全く増えない方との差が広がりやすい時期ともいえます。
子供のいない共働き世帯
子供のいない共働き世帯も貯蓄がしやすい時期です。
独身の場合、一人の収入でしたが共働きになると収入が二人分になります。
その分支出も増えますが、二人で自炊をして支出を減らすなど、楽しみながら支出の削減もできますね。
どんどん貯蓄を増やし、将来へ備えておきましょう。
子供が中学卒業する頃まで
- 学費の高い学校に通わせている
- 習い事や塾にお金がかかる
このようなご家庭はなかなか貯蓄の増やしにくい時期とも言えますが、一般的には子供が中学卒業する頃までの時期も貯蓄を増やしやすい時期といわれています。
高校生や大学生になるとさらにお金がかかりやすい時期になってくるので、義務教育の期間にできるだけお金を貯めておきましょう。
子供が独立し、ご自身が退職するまで
子供が独立し、ご自身が退職するまでの間も貯蓄を増やしやすい時期といえます。
就職したての若い時期よりもキャリアもアップし、収入が増えているという方も多いでしょう。
収入も増え、子供が独立し支出も減るのでお金がかなり貯まりやすい時期です。
貯めるチャンスを逃さず、貯蓄を増やしておきましょう。
お金が貯まりにくい時期
お金が貯まりやすい時期とは反対に、お金が貯まりにくい時期もあります。
お金が貯まりにくい時期はかなり節制している場合でもまったくお金が貯まらないという方もいらっしゃるでしょう。
あまり無理をしすぎず、最低限の貯蓄をしておきましょう。
結婚したての時期
結婚したての時期は
- 結婚式を挙げる
- 新居へ引っ越す(引っ越し費用や家具家電の購入)
- マイホームを購入する
など、なにかとお金がかかります。
特にマイホームを購入する場合、人生で一番の買い物ともいわれる大きな買い物です。
大体の方はローンで購入するでしょうが、頭金を入れる場合など一括でお金が必要な場合もあります。
出産する時期
出産する時期もなにかと出費の増える時期です。
赤ちゃんを迎える準備や産休育休等で収入も減り、貯蓄を増やしにくい時期といえます。
無理に家計を切り詰めず、気持ちに余裕を持てるようにしたいですね。
子供が高校~大学生の時期
大学費用にお金がかかるのはもちろんですが、大学へ入学するための塾や予備校等の費用もかかります。
また、通う大学によって必要な費用も大きく変わってきます。
子供が小さい間に教育資金をしっかりと貯めておきたいですね。
ご自身の退職後
退職金で大きなお金が入ってくるという方も多いでしょうが、その後毎月はいってきていた給与がなくなってしまう方も多いでしょう。
平均寿命も上昇し、将来年金の受け取れる時期もどんどん繰り上げられる可能性もあります。
老後資金をしっかりと準備して、不安を解消しておきたいですね。
貯蓄がある程度ある方は投資で運用しよう
貯蓄がある程度貯まっているという方は投資で資産運用することをおすすめします。
マイナス金利が解除され預金金利も以前よりは上がっていますが、同時に円高も進んでおり、円への預金のみだと少し心もとないご時世となっています。
投資信託等でこつこつ資産運用し、老後に備えておくのがおすすめです。
投資信託やNISAを始めようと考えている方は手数料無料で利用できる松井証券がおすすめです。
こちらの記事で詳しく解説しています。
なかなか貯蓄ができない場合はプロに相談してみるのもアリ
自分で資産運用をするのは不安だという方もいらっしゃるでしょう。
一言で資産運用といってもさまざまな運用方法があり、なかなか一歩が踏み出せませんよね。
そのような場合はプロに相談することをおすすめします。
保険の無料相談サイト等は数多くありますが、貯蓄の無料相談サイトは『ガーデンのみ』となっています。
プロと1対1で無料で気軽に相談できるので、気になる方は公式サイトを確認してみてください。
まとめ
今回は年齢別貯蓄額の平均値と中央値をご紹介しました。
お金の貯め時にできるだけ貯蓄を増やし、かかり時には無理に節制しすぎず少しずつ貯蓄を増やしていきたいですね。
お金の貯めどきでもなかなか貯蓄を増やすことが難しいという方はプロに相談してみるのも良いでしょう。
教育資金や老後資金のため、こつこつ貯蓄を増やしていきましょう。
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